
いよいよ、秋の益子陶器市がキター!!!!!
栃木県益子町で毎年開催される「益子陶器市」
伝統の益子焼から個性派作家の作品まで、見どころ満載のこのイベントです。
この記事では、初めて参加する人が楽しむための事前準備・見どころ・おすすめ作家情報をまとめました。
益子陶器市とは?
益子陶器市は、春と秋の年2回開催される日本最大級の陶器市。
出店数は約500店にもおよび、益子焼の伝統作家から若手クリエイターまでが一堂に会します。
器だけでなく、カフェ・雑貨・グルメブースなども充実しており、家族連れでも楽しめるイベントです。
アクセス方法(車・電車どちらもOK)
🚃 電車でのアクセス
最寄駅は真岡鐵道「益子駅」。
東京方面からは、
1️⃣ JR宇都宮線で宇都宮駅まで行き、
2️⃣ 宇都宮駅で真岡鐵道に乗り換え、
3️⃣ 約1時間で益子駅に到着します。
駅から会場までは徒歩約20分。途中には可愛いカフェや雑貨店が立ち並び、散歩気分で楽しめます。
🚗 車でのアクセス
首都圏からなら約2時間半〜3時間が目安。
主要ルートは以下の通りです。
- 東北自動車道「佐野藤岡IC」→ 国道50号 → 国道294号経由
- 北関東自動車道「友部IC」→ 国道123号経由
ナビで「益子町役場」または「益子陶器市会場」と入力すればOK。
私は、節約のため気合い入れて下道で約4時間かけて行きますよ(笑)
朝3時半出発予定です!!
駐車場情報(早めの到着がおすすめ)
陶器市の期間中は大変混雑するため、”朝早めの到着(8時前)”がオススメです。
👇イベント期間になると 駐車場の混雑状況が 確認できるようになります!
益子陶器市の会場周辺には有料・無料の駐車場が複数あります。
到着時間や徒歩距離を事前に確認しておくと、当日スムーズに楽しめます。
混雑を避けたい場合は、初日以外、平日または午後以降に訪れるのも◎
個人的オススメは「益子の森駐車場」会場エリアまでは歩くけど、「よしざわ窯」の整理券取って、向かえるし。
帰りには「小峰窯/nagi」寄って帰るコースなので、私にとって結構穴場です。
行く前に知っておきたい事前準備ポイント
益子陶器市に持って行くべき持ち物リスト
①現金(特に小銭多め)
一部の店舗ではキャッシュレス決済が使えないことも。特に個人出店のテントでは現金のみ対応が多いため、千円札と小銭を多めに準備しておくのが◎。
②MAP(会場マップ)
絶対に忘れちゃいけないのがマップ!
公式サイトや現地案内所で入手できるほか、最近はWeb上でも事前チェック可能です。
「お目当ての作家さんがどこのテントに出店しているか」を把握しておくと、効率的に回れます。
③エコバッグ&リュック
お気に入りの器を見つけると、つい買いすぎてしまうのが益子陶器市あるある。
割れ物をまとめて持ち運ぶための丈夫なエコバッグやリュックがあると安心です。
④歩きやすい靴
会場はかなり広く、砂利道や坂道も多め。スニーカーやクッション性のある靴を選びましょう。
⑤簡易イス or 折りたたみクッション
フードブースで買ったランチを、木陰や階段でゆっくり楽しむ人も多数。
小さく畳めるクッションやアウトドアチェアがあると、快適に過ごせます。
💡ワンポイントアドバイス
益子陶器市は、テント数500以上!
すべてを見て回るのは正直不可能です。
だからこそ、事前に「欲しい器の種類」や「見たい作家さん」をざっくり絞っておくのが大切。
私自身、初めて訪れたときはノープランで挑み、あまりの広さに疲れてしまいました。
最終的には判断力が鈍って、「これ本当に欲しかったのかな?」という器を買ってしまうことも…。
そんな経験から言えるのは、“準備が8割”で楽しめるのが益子陶器市!ということ。
ほんの少し下調べをして、持ち物リストを整えておくだけで、当日の満足度はぐんと上がります。
益子陶器市の楽しみ方3選
① 作品を“使う視点”で選ぶ
見た目だけでなく、日常でどう使うかをイメージして選ぶと失敗しません。
作家さんに「電子レンジ使えますか?」など質問してみるのもおすすめ。
② カフェや屋台で“器を味わう”
益子のカフェでは、益子焼のカップで提供されるコーヒーやスイーツを楽しめます。
お気に入りの器を使った体験は、旅の思い出にもなります。
③ “作家との会話”を楽しむ
陶器市の魅力は、作り手と直接話せること。
作品の背景や製作秘話を聞くと、器への愛着が一段と深まります。
初心者におすすめ!益子陶器市2025 注目作家8選
益子陶器市の醍醐味は、なんといっても作家との距離の近さ。
作品を手に取りながら、作り手の想いを直接聞けるのは、このイベントならではの体験です。
ここでは、私が実際に見て回りたい「初心者にもおすすめの作家さん」をご紹介します。
① よしざわ窯(プレート 800〜2000円前後)
益子といえばここ!人気No.1の窯元。
小皿やプレートなど手頃な価格帯が多く、デザインも可愛らしいと評判。
オンラインでは即完売することも多く、陶器市は“直接手に取れる貴重な機会”です。
② kinoki ✴︎ pottery(小皿 1500〜2500円前後)
ナチュラルで素朴な雰囲気が魅力の作家さん。
優しい色使いと手づくりならではの温もりが感じられる器が多く、毎日の食卓にすっと馴染みます。
日常使いはもちろん、プレゼントにもぴったり。
私も春の益子陶器市で小皿をお迎えしたのですが、和洋どちらの料理にも合ってとってもお気に入りです。
③ 木村颯太(マグ・皿 2000〜4000円前後)
若手ながら注目を集める作家さん。
釉薬のグラデーションやシャープなフォルムなど、モダンな感性が光ります。
「おしゃれで実用的な益子焼を探している人」にぴったり。
④ 伊藤亜木(ガラス小鉢 3000〜6000円前後)
透き通るようなガラスの質感が魅力。
益子でガラス作品を展開する珍しい作家さんで、柔らかなフォルムが人気。
光に透かして眺めたくなる“うつわの宝石”のような存在。
⑤ 中村哲雄(鉢・皿 4000〜8000円前後〜)
益子の伝統技術を現代に伝える実力派。
土のぬくもりと深みのある釉薬が美しく、存在感のある器ばかり。
“日常で使うアートピース”として長く愛用できます。
⑥ 豊田雅代(皿・カップ 2500〜4500円前後)
繊細なイッチン模様(細い線で描く装飾)が特徴。
淡い色合いと細やかなデザインで、使うたびに心が和みます。
上品で飾っておきたくなる作品が多く、初心者にも人気。
⑦ 村田亜希(マグ・皿 2000〜3500円前後)
草花モチーフの模様がかわいらしい女性作家。
丸みのあるフォルムで使いやすく、収納もしやすい形が多いのが魅力。
価格も手に取りやすく、初めての益子焼にぴったり。
⑧ 笠原良子(鉢・小皿 3000〜5000円前後)
伝統を大切にしながらも、現代の暮らしに合うデザインを追求。
落ち着いたトーンの釉薬で、どんな料理にも合わせやすい。
シンプルで上品な“使うほどに愛着が増す”器です。
💡いちこの一言初めての陶器市では、よしざわ窯・kinoki pottery・村田亜希あたりから見始めるのがおすすめ。
「お手頃価格で出会える器」が多く、回るテンポもつかみやすいです。
気に入った作家さんを見つけたら、2回目以降に“中村哲雄”や“笠原良子”のような作品をじっくり選ぶのが◎。
まとめ|“準備が8割”で楽しむ益子陶器市
益子陶器市は、器を買うだけでなく、「作家と出会う」「町を歩く」「味わう」イベント。
初めて訪れる方こそ、事前準備+ゆとりある行動が満喫のカギです。
現金やMAPの用意、歩きやすい服装、エコバッグの準備などを整えたら、
あとは“自分が欲しいもの”を明確にして、心のままに歩くだけ。
少しの下調べが、当日の満足度をぐんと高めてくれます。
2025年の秋は、ぜひ益子の町で“世界に一つだけの器”を見つけてみませんか?

コメント