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あちこ夏になると、愛猫が急にお水を飲まなくなって心配…になったことない? おしっこも少ない気がして、余計にそわそわするよね。



暑いと、お水より昼寝なんだにゃん
暑い日が続くと、こんなことが気になりませんか?
「最近、うちの子あまり水を飲んでない気がする」 「おしっこも少ない気がして、なんだか心配」 「でも元気はあるし、病院に行くほどなのかは分からない」
私も毎年、夏になるとそわそわします。というのも、我が家の長毛猫・ウタマロは、以前ストルバイト結晶と膀胱炎になったことがあるからです。それ以来、飲んでいる水の量には自然と敏感になりました。「今日はあまり飲んでいないかも」と思うたびに、また繰り返してしまわないかと心配になります。
さらに「脱水」「熱中症」と検索すると、今度は怖い情報も目に入ってきて、余計に不安になってしまう…という方もいるのではないでしょうか。
- おうちでできる脱水チェックと、受診すべき危険サイン
- 夏に猫が水を飲まないのは「普通」か「病院に行くべき」かの見分け方
- 1万円台の自動給水器(Cheerble)を使った本音レビュー(買ってよかった点・肩透かしだった点)
- にゃんスプーンや子猫チュールなど、食べながら水分を足す我が家の工夫
- 冷感マット・水替えなど、夏を無理なく乗り切る毎日のケア



この記事では、ウタマロ(3歳5か月)と暮らす中で実際にやっている、夏の水分・暑さ対策を、正直なところも含めてお伝えするよ。
夏でも猫が水を飲まないのはなぜ?
猫はもともと、あまり水を飲まない動物だと言われています。ご先祖が砂漠地帯で暮らしていた名残で、少ない水で生きられる体のつくりをしているのだそうです。さらに夏は、エアコンの効いた部屋で過ごすと汗をかく感覚が減るからか、思ったより飲水量が増えないこともあります。



「暑いんだから飲むだろう」と思っていると、意外と飲んでいない、というのは我が家でもよくあること。
とはいえ、水を飲む量が減ると脱水につながりやすく、放っておくと体調を崩す心配もあります。だからこそ、まずは「今の状態が大丈夫か」を見分けられると安心です。
まず安心のために。脱水のチェックと、病院に行く目安



水分補給の工夫の前に、いちばん大事な「危険サインの見分け方」からお伝えします。ここは安心のための土台!!
おうちでできる、脱水の簡単チェック
一般に、次のような様子は水分が足りていないサインと言われています。あくまで目安なので、当てはまったら早めに動物病院で相談してください。
- 首の後ろの皮膚を軽くつまんで離すと、なかなか元に戻らない
- 歯ぐきを触るとネバついていて、乾いた感じがする
- おしっこの回数や量がいつもより明らかに少ない
- 元気や食欲がいつもと違う
この様子があれば、すぐ動物病院へ
次のようなサインは、様子見をせずに受診したほうが安心です。
- ぐったりして動かない
- ごはんをまったく食べない
- 口を開けてハアハアと呼吸している(口呼吸)
- 半日以上おしっこが出ていない





“元気があるかどうか”が、まず見るポイント。少しでも様子がおかしいと感じたら、迷わず病院に電話でいいと思うよ。
毎日の“ふつう”を知っておくと安心
「1日にどれくらい飲めば正常なの?」も気になりますよね。目安として「体重1kgあたり50ml前後」といった数字を見かけることはありますが、これはフードに含まれる水分も含めた量とされていて、体格やごはんの内容(ドライかウェットか)でも変わります。
ちなみにウタマロは3.5kgなので、単純計算だと175mlほど。ただ、ウェットフードを食べればそこからも水分は摂れるので、「お皿から何ml飲んだか」で厳密に測るのは、正直むずかしいなと感じています。



だから大事なのは、一般的な数字よりも“うちの子のふつう”を知っておくことでした。
1万円台の自動給水器、正直どうだった? Cheerbleの本音レビュー
水を飲まない対策として、我が家が思いきって買ったのが自動給水器です。使っているのは Cheerble。私が買ったときは1万円ほどで、決して安くない買い物でした。正直「本当に飲んでくれるのかな」と、かなり迷って導入しました。
猫は「流れている水」を好む子が多いと言われていて、循環してろ過される給水器なら、いつも新しい水を飲める…はず。そう期待して置いてみました。


正直に言うと、うちの子は「ガブ飲み」しませんでした
先に本音を書きます。我が家のウタマロは、これでゴクゴク水を飲むようにはなりませんでした(笑)「置いたら飲水量が激増!」を期待していると、肩透かしになるかもしれません。
とはいえ、まったく無関心かというとそうではありません。流れる水をずーと眺めていたり、前足でちょんちょんとつつき、手についた水をペロペロ舐めるのは大好きです。遊び相手として、そして「舐める」かたちで、少しは水分を摂ってくれている感じはあります。



お水で遊ぶのは楽しいにゃん。でもゴクゴクは気分次第にゃん!


飲むかどうかは本当にその子次第で、こればかりは買ってみないと分からない——というのが正直な結論です。
それでも「買ってよかった」と思う理由
「飲まないなら失敗では?」と思うかもしれませんが、我が家は導入してよかったと思っています。理由は、水の備えとしての安心感です。
もし地震や災害で、すぐ家に帰れなくなったとき。給水器にまとまった量の新鮮な水があれば、猫が飲める水を少しでも多く用意しておけます。そう考えると、「飲む量が増えるかどうか」だけでは測れない安心があるなと感じています。もちろん、流れる水がきっかけで飲んでくれる子なら、それがいちばんですけどね!
うれしい誤算:とにかく静か
意外だったのが動作音です。モーターがずっと唸るタイプではなく、センサーで猫が近づいたときに水が出る仕組みなので、常に音が鳴りっぱなしにはなりません。かすかに聞こえる水のちょろちょろ音は、最初「キッチンの水漏れ?」と勘違いしたくらい控えめでした。静かな部屋に置きたい方には、うれしいポイントだと思います。
選んだ決め手は「洗いやすさ」でした
自動給水器を選ぶとき、調べていていちばん気になったのがお手入れの話でした。「モーター部分が洗いにくい」「洗うのが面倒で結局続かない」という声を、いくつも見かけたのです。
正直、私はめんどくさがりです。どんなに良い製品でも、手入れが億劫になれば使わなくなる。そう思って、洗いやすさを最優先に選びました。
使ってみて、そこは正解だったと思います。分解の手順がシンプルで、洗って戻すまでがラク。外から水の量が見えるので、「そろそろ足そう」も一目で分かります。手入れが苦にならないから、今も続けられています。
他の製品を使ったことがないので比較はできませんが、少なくとも「面倒で使わなくなる」という失敗だけは避けられました。
気になる「掃除・カビ」はどうか
自動給水器で多い悩みが、掃除のしにくさとカビ・ヌメリです。我が家は、フィルターを月に1回交換して、本体も定期的に洗うようにしています。パーツがそれほど多くないので、我が家では手入れが負担になりすぎていません。


実際に分解すると、こんな構造になっています。パーツごとに洗えるので、内部までしっかり手入れできます。とはいえ、水回りなので油断するとヌメリは出ます。「置きっぱなしでOK」ではなく「こまめに洗うもの」と思っておくのが正直なところです。
フィルターは「純正」から「互換品」に変えました
自動給水器を使ううえで、地味に効いてくるのがフィルター代です。我が家は月に1回のペースで交換しているので、続けているとそれなりの出費になります。
最初は純正(メーカー品)のフィルターを使っていました。ただ、消耗品として毎月替えるものなので、今は互換品を買っています。コストを抑えられるぶん、交換をためらわずに済むようになりました。
ただし、互換品は製品によって作りに差があることもありますし、メーカー保証の対象外になる場合もあります。そこは納得したうえで選んでくださいね。心配な方は、純正を使い続けるのがいちばん安心です。
水をこぼす・掻き出す問題
流れる水で遊ぶぶん、周りに水が飛んだり、床が濡れたりすることはあります。我が家はその都度拭いていますが、下におしゃれなマットを敷いてしまうのもよさそうです。遊び好きの子だと、ここは想定しておくといいかもしれません。
ランニングコストの正直なところ
- 電源が必要です(置き場所のコンセント位置は要確認)
- 電気代は、我が家の体感ではごくわずかでした
- フィルター代など、消耗品のコストは定期的にかかります
※本体の価格は時期によって変わります。最新の価格は販売ページでご確認ください。
「必ず飲むようになる魔法のアイテム」ではありません。でも、静かさと水の備えという点で、我が家は買ってよかったと思っています。
こんな人には、きっと合う
正直に「うちの子はガブ飲みしなかった」と書きましたが、それでも我が家は導入してよかったと思っています。次のような方には、きっと合うはずです。
- とにかく静かな給水器がほしい(センサー式で、常に音が鳴りっぱなしにならない)
- いつも新鮮な、ろ過された水を飲ませたい
- 災害や留守のときの、水の備えもしておきたい
- 分解してしっかり洗える、衛生的なものがいい
そして、流れる水がきっかけで飲むようになる子も多いと言われています。「置き型のお皿だと素通りしてしまう」という子なら、試してみる価値は十分にあると思います。我が家のウタマロも、ガブ飲みこそしないものの、給水器のおかげで水に興味を持つようになったのは確かです。
気になる方は、まず一度おうちに置いてみて、愛猫の反応を見てみるのがいちばんだと思います。
すぐ試せる水分・食欲の工夫 にゃんスプーン・チュール
給水器と合わせて、「食べながら水分を摂ってもらう」工夫も続けています。ここは今日からすぐ試せるものばかりです。
にゃんスプーン(ペーストおやつ)の食べさせテク
我が家の定番が、にゃんスプーンです。同じシリーズでも無添加タイプは食べてくれなかったのに、通常タイプは割と食べてくれます。猫の好みは本当に個体差が大きいなと感じます。
面白いのが、匂いを嗅いだあとに「砂かき」の仕草をするとき。これは「いらない」のサインとも言われますが、そんなときでも口にちょんと少しつけてあげると、「あ、これなら」と食べ始めることがあります。



あと地味に大事なのが、油分の分離。上に浮いた油をよく混ぜてからあげてる。人間だって、分離したのは食べたくないもんね。
チュールは苦手。でも「子猫用」なら食べた
実は、我が家のウタマロはチュールが得意ではありません。大人用のチュールは、あまり食べてくれないのです。ところが、子猫用のチュールは食べてくれました。これは我が家の発見でした。
ただ、正直に言うと、子猫用を大人の猫に日常的にあげていいのかは、私にもはっきりとは分かりません。子猫用はカロリーが高めのこともあり、あげすぎると太る心配もあるので、我が家では「あげすぎない」を心がけて、たまにのお楽しみにしています。
それでも、「これなら食べてくれる」という1本を、食欲が落ちる夏場のお守りとして持っておくと、いざというとき安心です。与える量や頻度が気になるときは、かかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。
冷やさない。氷はあげていない
夏でも、おやつは常温であげています。ひんやりさせた方が喜びそうな気もしますが、氷や冷たすぎるものはお腹に負担がかかることがあると言われているので、我が家では与えていません。
器と置き場所、水は毎日替える
- 水飲み場は数か所に置いて、通り道で気軽に飲めるように
- 器はヒゲが当たりにくい、広めで浅いものが飲みやすいようです
- 水はできれば毎日、新鮮なものに交換(正直に言うと、忙しくて2日に1回になる日もあります…)



新しいお水は、やっぱりおいしいにゃん
ウェットフードを食べてくれない子には
「水分補給ならウェットフード」とよく言われます。でも、我が家のウタマロは食べムラが激しくて、正直まだ難航中です。
以前は、同じお皿にドライとウェットを一緒に入れて「どっちも食べてくれたらいいな」と出していた時期もありました。でも、食べないときは本当にまったく口をつけません。ウェットフードはドライと違って長く置いておけないため(酸化したり傷んだりするので)、結局ドライもウェットも両方まるごと処分…なんてこともありました。正直、もったいなかったです。
そこで今は、ウェットをドライより先に、おなかが空いているうちに出すようにしています。食べないときは、手で口元まで持っていったり、少し口に当ててみたり。「これなら」と食べ始めてくれることもあります。



気が向いたら食べるにゃん。気が向かなければ…にゃん
とはいえ、本当に食べないときは、無理をさせずあきらめることも大切だと思っています。無理強いはお互いにストレスですし、食べない状態が続くようなら、それ自体が受診のサインでもあります。
膀胱炎や結石を経験した子は、とくに気にかけて
冒頭でも書いたとおり、ウタマロは以前、ストルバイト結晶と膀胱炎になったことがあります。あのときの通院や、つらそうにしていた姿を思い出すと、「ちゃんと水を飲めているかな」はどうしても気になってしまいます。
水分をしっかり摂ることは大切だと言われていますが、体質や既往のことは自己判断がむずかしい部分です。同じように経験のある子なら、かかりつけの獣医さんに、その子に合った水分の摂らせ方を相談しておくと安心だと思います。
涼しく過ごす工夫と、毎日のチェック
水分以外の「夏を無理なく乗り切る」工夫も、あわせて続けています。
冷感マットは、正直「その子による」
冷感グッズも試しました。100均のアルミマットは、買った直後こそ乗ってくれたものの、しばらくすると素通り…。それが最近はまた乗ってくれるようになりました。たぶん、その日の気分なのだと思います(笑)


一方、期待して買った人間用の冷感マット(ニトリ)は、我が家ではほとんど出番がありませんでした。今は通院用のキャリーバッグに入れっぱなしです。
代わりに大当たりだったのが、同じニトリの人間用の冷感ベッドシーツと冷感カーペットでした。人間の寝る場所そのものを冷感タイプにしたら、ウタマロはそこでノビーッと伸びたり、ヘソ天になって寝ています。
小さなマットを1枚置くより、過ごす場所そのものを涼しくするほうが、猫にも人にも快適みたいです。「猫用」にこだわらず、気持ちよさそうな“面”を用意してあげるくらいで、ちょうどいいのかもしれません。





ひんやりする所は、自分でいちばんいいのを見つけるにゃん
エアコン・ブラッシング・遊び方
- エアコンは通常運転で、室温は26〜28度くらいを目安に
- 長毛なので、ブラッシングでなるべく毛を減らして熱がこもらないように(換毛期のケアは別記事にまとめています)
- 遊ぶのは大事ですが、ハアハアと口呼吸になってきたらすぐ中断します
なお、夏バテと熱中症は別ものです。熱中症は命に関わる緊急事態なので、その見分け方と対処は別記事にまとめました。あわせて読んでおくと安心です。




よくある質問
- 何日も水を飲まないと危ないですか?
-
丸一日以上まったく飲んでいない、おしっこが出ていない、ぐったりしているこうしたときは様子を見ずに動物病院へ。日数だけで判断せず、元気や食欲、排泄の様子とあわせて見てあげてください。
- 自動給水器の掃除は大変ですか?
-
正直、置きっぱなしにはできません。我が家はフィルター月1交換+こまめな水洗いで使っています。パーツが少ないものを選ぶと、手入れがラクになります。
- 氷を入れて冷やしてもいい?
-
我が家では与えていません。冷たすぎるものはお腹に負担がかかることがあると言われているので、常温の新鮮な水を基本にしています。
まとめ 「自然に・無理なく」がいちばん続く
猫が夏に水を飲まないとき、我が家がたどり着いたのは「無理に飲ませる」より「自然に飲みたくなる環境を作る」でした。
- まずは脱水のサインと受診の目安を知って、安心の土台をつくる
- にゃんスプーンやチュール、器の工夫で、食べながら水分を足す(これが我が家の主役でした)
- 自動給水器(我が家はCheerble)は、ガブ飲みには直結しなくても、静かさと水の備えとして安心
- 気になる様子があるときは、迷わず動物病院へ
どれも特別なことではありませんが、続けやすいのがいちばんの決め手でした。あなたの家の子にも合う工夫が、この中に一つでもあればうれしいです。



今年の夏も、元気に乗り切るにゃん!

