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うちの愛猫:ウタマロ(♂)は、生後4ヶ月でお迎えし、元気いっぱいのやんちゃ坊主です。
そんなウタマロが、生後1年ちょっとで “膀胱炎&ストルバイト結晶(尿路結石)” を発症してしまいました。
初期症状を「明日でいいか」と様子見してしまい、結果として悪化… そして再発。
同じように泌尿器トラブルに不安を抱えている飼い主さんの参考になればと思い、今回の体験をまとめました。
うちの愛猫の経過まとめ(2026年6月現在)
ウタマロ最初の発症から今まで、こんな経過をたどってきましたにゃ👇
| 時期 | 年齢 | 出来事 |
|---|---|---|
| 2024年6月 | 1歳4ヶ月 | 膀胱炎+ストルバイト結晶を発症(血尿) |
| 2024年7月頃 | – | 約1ヶ月で完治 → 自己判断で普通食に戻す |
| 2024年12月 | 1歳10ヶ月 | 再発(ストルバイト結晶・膀胱結石) |
| 2025年2月 | 2歳 | 完治。石が消える。以降ヒルズc/dを継続 |
| 2026年1月 | 2歳11ヶ月 | 尿が出ない症状(石はなし)→抗生剤で回復 |
| 現在 | 3歳〜 | 療法食+ウェット+飲水対策で安定 |



こうして並べると、何度もヒヤッとしてきたなぁ…。それでも今は3歳、元気にしてます🐈
膀胱炎の初期サイン:トイレを何度も往復、でもほとんど出ていない



最初に気づいた変化は、本当に小さなものでした。
- トイレに入る回数が増えた
- 猫砂の塊が妙に小さい
- 「ちょろ…」と少ししか出ていない?
うちの子は普段からよく水を飲むタイプなので、
「飲んでるわりに量が少ないな…?」と、ちょっとした違和感がありました。
ネットで調べると“尿結石症”の文字。
「念のため、明日病院に行ってみようか」
そんな軽い気持ちで様子を見てしまったんです。
――ところが、その夜。血尿。
慌てて再度調べて知ったのが、
猫にとって“尿が出ない”というのは命に関わる可能性がある(急性腎不全など)
という事実でした。
不安で眠れないまま朝を待ち、開院と同時に病院へ駆け込みました。


病院での診断:ストルバイト結晶による膀胱炎


診察・尿検査・エコー(超音波)を実施してもらいました。
本当は「カテーテルで溜まっている尿を出してほしいな…」という気持ちも正直ありました。
でも検査の結果――
- エコーで見る限り、膀胱内に尿はそこまで溜まっていない
- 完全に詰まっている状態ではない
- 尿にストルバイト結晶あり
- エコーでキラキラした影(結晶の反射)が確認された
- 軽度の膀胱炎の所見あり
- 尿は“少しでも出ていた”ため、カテーテルは回避
と説明がありました。



カテーテルは、状況によっては尿道を傷つけるリスクがあるため、今の状態(少量でも排尿できている・膀胱にパンパンに溜まっていない)なら無理に入れない方が良いケースもあるよ。
と教えていただき、「なるほど…!」と納得。
まずは投薬と経過観察で進めることになりました。
診断名は、予想していたとおりのもの。
膀胱炎+ストルバイト結晶(尿結石の一種)
大事に至る前に受診できたことが、本当に救いでした。


初回治療:薬+療法食で約1ヶ月で改善
処方・指導されたのは以下の通りでした。
- 抗生剤(約2週間)
- 尿ケアの療法食サンプル(複数)
- 週1通院で尿検査+エコー
- おやつ(チュール等)は一時中止
偏食ぎみな子なので試供品はほぼ食べず…。
試しにネットで評判が良かった ヒルズ 尿ケア S/d(療法食) を購入したところ、意外にも食べてくれてホッとしました。
この療法食を続けながら、週1の通院で尿検査と経過チェック。
そのおかげで 約1ヶ月弱で症状は改善し、完治の診断 をいただけました。



「猫の尿検査って、どうやって採るの…?」
我が家はこの方法で乗り切りました👇
- 雪見だいふくの空き容器でキャッチ
- 注射器で吸い取る
- スピッツ(検査容器)へ移す
コツ:「そろそろかな?」と思ったら、おしりの下にサッと容器を差し込むだけ。一瞬の勝負ですが、無事に採れました(笑)
💡 刺身のトレーなど、清潔な食品トレイでも代用OK。知っておくと、いざという時に少し安心できます🐈⬛
最後の診察のときに先生からは、



「幼少期に尿路疾患になる子は、体質的になりやすい」
「再発予防のため、療法食は当分続けましょう」
と説明を受けました。
自己判断で一般食に戻したら…4ヶ月後(冬)にまさかの再発



ここが 最大の反省ポイント です。
ネットでいろいろ調べているうちに・・・



「治ったら普通食に戻すべき」



「療法食を続けると逆に別の結石になる可能性がある」
そんな情報を目にし、自己判断で一般食(Ziwipeak)へ切り替えてしまいました。
“様子を見ながらなら大丈夫” と、どこかで思っていたんだと思います。
しかし、その結果——「ん?また様子がおかしい…?」
最初の違和感は、トイレを行ったり来たりする行動でした。
- トイレの回数が増える
- 小さな尿の塊がポツ、ポツ…
- 血尿はないけど、妙な違和感
胸がざわつき、「…まさか、また?」と急いで病院へ。
尿検査 → ストルバイト結晶、再発。
“落ち着いた=治った”ではない。
“出ている =大丈夫”でもない。
このとき初めて、判断ミスは愛猫に返ってくるという現実を痛感しました。
再発時の治療内容
- 触診
- 尿検査
- エコー(結晶の反射を確認)
- 膀胱炎の内服薬
- サプリ(ウロアクト)
- 医師の指示で療法食に戻す
ウロアクトは、先生のワンちゃんにも飲ませていてオススメだとのこと。クランベリーが入っていて尿を酸性にする効果があるんだとか。療法食とセットでサプリも始めてみました。
そしてここで初めて知った事実
自己判断で普通食に戻していた私は、ここでようやく理解します。
「S/dは短期集中型で、長期継続はNG」
(水を多く飲ませる処方で腎臓に負担がかかる可能性があるため)



「同じヒルズなら C/d マルチケア コンフォート のほうがいいよ。」
と先生からもアドバイスを受けました。
この再発はショックだったけれど、“知らなかったままじゃなくて良かった”と今は思っています。
パッケージちゃんと読めよって感じですが…反省しています。
でも、ここからやっと 正しいスタートが切れました。
【追記】療法食を続けていても…3回目のヒヤリ(2026年1月)
完治から約1年。療法食(ヒルズc/d)を続けて再発なく過ごせていたのですが、2026年1月26日の夜、またあの光景が目に入りました。
- 何度もトイレに行く
- でも出ない
- 血尿が数滴



昨日までは普通に出てたのに…!
水は飲む、うんちは出る、でも尿だけが出ない。心配で手元に残っていた薬を飲ませ、翌朝一番で病院へ駆け込みました。
診察の結果:
- エコーで確認するも、膀胱はパンパンではない
- 石も見当たらない
- 「尿管に詰まっている可能性もあるのでカテーテルという選択肢もあるけど、尿道を傷つけるリスクを考えると、今の状態なら様子見でもいい」との判断
- 10日分の抗生剤をもらって帰宅



そして翌日の夜、無事おしっこが出ているのを確認。本当にホッとしました。
- 療法食を続けていても、体質的になりやすい子は油断できない
- でも療法食のおかげか、今回は石ができていなかった(過去2回は結晶・結石あり)
- 「あれ?」と思ったら迷わず病院。この判断がどんどん早くなっている自分がいる(笑)
現在の食事管理
今は《ヒルズ c/d マルチケア コンフォート》が基本フード。このご飯にしてから、再発せずに安定しています。
- ストレスケア成分入り
- 偏食の子でも比較的食べやすい
- 尿路ケアの定番療法食
夜は食べられるウェットを少しプラス。
偏食猫あるあるの「当たり味探し」は大変だけど、ちょっとした宝探しみたいで、それも楽しみのひとつです。



うちのウタマロは若いうちに尿疾患が出て、下部尿路が少し弱いタイプのようです。意見はいろいろあるけれど、最終的には一番身近で診てくれている“かかりつけ医の判断”を信頼することにしました。
本音を言えば、いつか通常の総合栄養食に戻したい気持ちもあります。
でも今は、基本は療法食+必要に応じてウェットでサポートというスタイルに落ち着いています。
「無理せず、その子に合うバランスを探していく」──そんなやり方です。
ちなみにS/dは「結晶を溶かす」初期治療用の療法食。
うちの子の場合、これに切り替えてからは尿の状態が落ち着くのが早かった印象でした(あくまで個人の体感です)。
ただし前述のとおり長期継続はNGなので、結晶が落ち着いてからはc/dに切り替えています。
療法食はいつまで続けるの?先生に聞いた答え
ネットやYouTubeでは「治ったら総合栄養食に戻すべき」という情報をよく見かけます。実際、私もそれを信じて一度戻し、再発させてしまいました。
完治後に先生に聞いた答えはこうでした。



「この子は若いうちに発症した、”なりやすい体質の子”。療法食はずっと続けた方がいいね」
ただし補足もありました。
- S/dのような塩分強め・水分促進型の療法食を長期で与えるのは反対
- 長期継続するならc/dのような維持用の療法食
- 下部尿路の病気を防ぐ基本は「ウェットフードでの水分摂取・運動・ストレス対応」
「いつまで?」の答えは猫の体質によって違います。
ネットの一般論ではなく、実際に診てくれているかかりつけ医の判断を信頼するのが、遠回りに見えて一番の近道だと実感しています。
実際にどの療法食を試して、何を食べてくれたか(食べなかったか)は、こちらの記事に詳しくまとめています👇


飲水量アップ対策:水飲み場3箇所+給水機
泌尿器ケアでは、飲水量が“命”。
再発をきっかけに、思い切って環境を見直しました。


- 愛猫がよく行く場所に水飲み場を3ヶ所設置(寝室・リビング・ケージ内)
- 給水機を導入して「いつでも飲める」環境づくり



意外だったのが寝室の水場。落ち着ける場所だからか、ウタマロは寝室でいちばんよく飲んでくれます。「よく行く場所」に水を置くのがコツだなと実感したよ🐾
自動給水機も「飲水量アップに良い」と聞いて導入してみました。ただ、うちのウタマロはどうやら給水機を“遊び友達”だと思っているみたい…。手でチョイチョイ水をはじいて遊ぶばかりで、肝心の「ゴクゴク飲む」はあまりしてくれません(笑)。
それでも、手についた水を舐めることはあるので「ゼロよりはマシ」とゆるく運用中。給水機がハマるかどうかは、その子の性格次第なところもあるなと感じています。
掃除が苦手な私でも続けられる給水機は、こちらを愛用中👇
もうひとつのコツが器の大きさ。器が小さいと、飲むときにヒゲがフチに当たって嫌がる子が多いんです(「ヒゲ疲れ」とも言われます)。ヒゲが当たりにくい大きめ・広めの器に変えたら、よりよく飲んでくれるようになりました。
再発予防にやっていること(わが家の場合)
🚽トイレまわり
- 毎日こまめに清潔キープ(出たらすぐ片付ける)
- 月1で猫砂を全交換&本体を丸洗い
➡️におい・不快感を減らして、
「行きたいのにガマンしちゃう」ストレスを防ぐ環境作り。
💧飲水ケア
- 水交換は2日に1回(理想は毎日…でも無理せず)
- 冬は“ぬるめの水”で飲むハードルを下げる
- 給水機+水場を複数設置で「いつでも飲める」環境に
🎯ストレス対策
- 遊ぶ時間を増やす(短時間でもOK)
- 高い場所で安心感UP
※うちはディアウォール家具がキャットタワー代わり(笑) - 触診という名のスキンシップで日々チェック
🩺医療・サプリ
- 変化があれば迷わず受診(体重・食欲・トイレの回数など)
- ウロアクトは再開検討中(ネット購入OK)
- 健康診断は7歳以降、定期的に受ける予定





無理に完璧を目指すと続かないので、
「できることから」「ほどほどで習慣化」 を合言葉にしています。
うちの子のペースに合わせながら、長く続けられるやり方を模索中🐈⬛
まとめ:泌尿器トラブルの早期発見が命を救う
「あれ?なんかいつもと違う?」
その小さな違和感の時点で、すぐ病院に行けばよかった——今は本気でそう思っています。
- トイレの回数が多い
- でも少ししか出ていない
- そわそわして落ち着かない
- 血尿が出る
こうしたサインは、泌尿器トラブルの赤信号。
「若いから大丈夫」「様子を見るか」で悪化してしまうこともあります。



いちばん近くで変化に気づけるのは、飼い主であるあなたです。
毎日の生活の中で、ほんの少しの違和感を見逃さないことが、結果的に命を守ることにつながります。
今回の経験が、
あなたの大切な猫ちゃんを守るヒントになりますように🐾
同じ不安を抱えている方に、少しでも届きますように。
▼療法食のリアルな記録はこちら



